GSBC
Great Southern Bancorp百年を超える歴史を持ち、ミズーリ州を地盤に中西部や南東部へ支店を広げる地域への密着が最大の特徴。融資の多くを下限付きの変動金利にし、金利の上昇局面で利ざやを取りやすくする構造を持つ。創業家が長く率いる。中西部の大手とは異なる、長い歴史と変動金利中心の融資を強みにする地方銀行の立ち位置にいる。
ミズーリ州を本拠に、アイオワやミネソタ、カンザスなど中西部や南東部の州で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。事業の融資や、商業用の不動産、建設、住宅、消費者向けの融資を手がける。融資の多くを、市場の金利に連動して動く変動金利の形にし、下限を設けることで、金利の上昇局面で利ざやを取りやすくする。富裕層向けの信託も併せ持つ。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
金利が急に下がる局面では、変動金利の融資が中心ゆえに利息の収入が縮みやすい弱点を抱える。商業用の不動産や建設への融資の市況の悪化は、貸し倒れを増やす。とりわけオフィスへの融資は弱い。中西部の地域の経済の減速も逆風になる。預金を集める費用の上昇や、外部から調達する預金への依存も採算を揺らす。中西部の同業との競争も続く。
配当を続けながら、創業家が率い、下限付きの変動金利の融資を中心にした堅実な運営を行う経営。地元に密着した支店の網を保ち、商業用の不動産や建設への融資の貸し倒れを管理する。中西部や南東部の地域に根ざしつつ、自社株買いも交えて株主に報いる方針が特徴になっている。
地域経済と、金利、商業不動産に依存する。地盤とする中西部や南東部の地域の経済が保たれるか、金利の水準と、変動金利の融資の構造が利ざやに有利に働くか、商業用の不動産や建設への融資が健全に保たれるか、そして預金を集める費用を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $636M(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$190M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 11.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $82M
- フリーCF
- $70M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $19M
- 配当性向
- 26.4%
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