
GTBP
GT Biopharma1本のタンパク質にNK細胞をつかむ部位、増やす部位、がんを見つける部位を詰め込み、患者ごとの細胞加工なしで棚から出して使える形にした。T細胞を使う治療で起きやすいサイトカイン放出症候群が軽い点を安全性の売りに置く。
承認薬も売上もない。TriKEと呼ぶ独自のタンパク質は、NK細胞、それを増やすIL-15、がん細胞の目印の3つを1本でつかむよう設計され、患者ごとに細胞を加工せず投与できる。
最初の候補GTB-3550は白血病向けの試験を途中で止め、より強いラクダ由来ナノボディ版へ資源を移した経緯がある。乗り換えた次の世代でも効き目が足りなければ、狙うがん種を広げる戦略ごと行き先を失う。
ミネソタ大学メイソニックがんセンターとの共同研究で生まれた技術を独占的に押さえ、自社で臨床へ進めるか提携相手に託すかを案件ごとに選ぶ構えをとる。開発費は増資で細かくつないでいる。
初期から中期の試験で効き目と安全性を示せるかが最大の関門で、同じNK細胞を狙う先行企業との差も問われる。長い開発を支える増資が途切れないことも欠かせない。
この会社をどう読むか
GT Biopharmaが手がけるのは、患者の細胞を採って改造して戻すタイプのがん治療ではない。出発点はミネソタ大学メイソニックがんセンターでの共同研究で、NK細胞とIL-15の研究で知られるジェフリー・ミラー医師が長く関わってきた。
看板技術のTriKEは、1本のタンパク質で体内のNK細胞を捕まえ、活性化させ、がん細胞へ向かわせる。第一世代は白血病向けの試験で止まり、いまはラクダ由来のナノボディを使う次の世代に開発の重心が移っている。
バランスシート (要約)
資産 $8M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(71%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$7M
- 他の流動資産$1M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −490.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$13M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $229K
- 配当性向
- —
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