まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
山東省の地下の塩水の井戸から、臭素や塩、天然ガス、抗生物質の原料、油田の化学品を、一つの上場会社で取り出す垂直の統合と、中国の地域に特化する点が最大の特徴。米国に登記しつつ実体は中国にあるという、国境をまたぐ独特の構造を持つ。世界の臭素の大手や、純粋な中国の国内の化学品のメーカーとは異なる、米国に上場し山東省に特化した小型の素材の会社の立ち位置にいる。
中国の山東省で、地下の塩水の井戸から、臭素や粗い塩、天然ガスを取り出して売るのが事業の柱。臭素は、燃えにくくする薬や農薬、水の処理などに使われる。これに加え、油田の探査に使う化学品や、製紙の薬品、人や動物の抗生物質の原料も作る。販売は中国の国内に限られる。世界でも有数の臭素の生産の能力を持つ。米国のネバダに登記する持株会社だが、実体は中国にある。これらの臭素や塩の販売で稼ぐ構造になっている。
世界の臭素の大手にシェアを奪われる弱点を抱える。中国の当局が、山東省の地下の塩水の井戸の操業の許可を変えることもある。臭素の価格が、需要の弱さで急落することもある。米中の関係の悪化で、米国に上場する中国の会社が圧迫されることもある。米国の上場の監査の要件で、上場のリスクが生じる恐れもある。人民元の急落で、ドルでの売上が縮むこともある。
配当を出さず、山東省の塩水の井戸の設備の維持と、新しい井戸の開発、増資による運転の資金の確保に資金を充てる経営。現在の経営者が率いる。米国の証券の規制や、上場の監査の要件を抱えながら、ネバダの登記と中国の実体という二重の構造で、中国国内向けの臭素や塩の販売を続ける、小型の国境をまたぐ会社の運営になっている。
中国の臭素の需要と、臭素の価格、採掘の許認可に依存する。中国国内の臭素の需要、すなわち燃えにくくする薬や農薬、水の処理、油田の需要が保たれるか、世界の臭素の価格が高いか、山東省の地下の塩水の井戸の採掘の許認可を保てるか、そして中国の環境の規制や、米中の関係、米国の上場の監査の要件をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $134M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $111M(83%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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