まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
内視鏡を使った独自の処置と、膵臓への遺伝子治療という、薬とは異なる二つの手立てで、糖尿病や肥満の根本の治療を狙う点が最大の特徴。痩せ薬とは異なる切り口を持つ。薬に頼らず糖尿病の根本の治療を狙う臨床段階のバイオの立ち位置にいる。
まだ広く承認を得ておらず、糖尿病や肥満の治療を開発する臨床段階のバイオで、収入は乏しい。二つの手立てを持つ。一つは、内視鏡を使い、糖の吸収に関わる腸の内側の組織に処置を施して、糖尿病を根本から改善しようとする独自の手法。もう一つは、膵臓に遺伝子を届け、痩せ薬をやめた後の体重の戻りを抑えようとする遺伝子治療。承認後の治療の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは手元の資金と増資で開発を続ける。
後期の試験で、効き目を示せない弱点を抱える。糖尿病や肥満の市場は、巨大な痩せ薬の大手が席巻し、内視鏡の処置や遺伝子治療が割って入るのは難しい。内視鏡の処置は、医師の手技や設備に左右される。遺伝子治療は、安全性の壁が高い。承認までの道のりが長く、その間は赤字が続く。二つの手立てに同時に投資する負担も重い。現金が細れば増資で持ち分が薄まる。
配当を出さず、研究開発を最優先する経営。共同で創業した経営者が率いる。内視鏡の処置と遺伝子治療の二つの候補の臨床試験の遂行と、増資による資金繰りの管理、二つの手立てへの投資の配分を進める。糖尿病の根本の治療への挑戦と、資金繰りの管理が、運営の中核になっている。
臨床試験の結果と、資金繰り、競合の動向に依存する。看板の内視鏡の処置や遺伝子治療の候補が、試験で効き目と安全性を示せるか、増資で長い開発の資金をつなげるか、巨大な痩せ薬の大手の存在のなか居場所を示せるか、そして二つの手立てに同時に投資する負担をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $121M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(8%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…