GYRO
Gyrodyne LLC事業を続ける意思がそもそもなく、資産価値が一定の水準を下回れば取締役会の判断だけで解散できる仕組みをLLC規約に最初から組み込んでいる。仲介にJLLを起用し、会社そのものの買収提案も受け付けると公言している。
収入は二つの物件からの賃料が中心。だが本業はむしろ、区画の細分化や用途地域の変更といった許可を役所から取り付けて土地の価値を上げ、開発業者に売ることにある。2025年7月には一部区画を$24M〜$28.7Mで売る契約を結んだが、これは分割と敷地計画の許可が下りることが前提だ。
訴訟が長引けば区画の細分化が遅れ、売却そのものが進まない。解散時の分配見込みは2025年末の純資産$25.9Mをもとに1株11.76ドルと自社が試算した数字にすぎない。許可が下りる前提が崩れれば、この額はいくらでも動く。
新しい事業には手を出さず、二つの区画の許可取得と売却交渉、清算手続きの費用を抑えることだけに経営資源を絞っている。
分割の許可が予定通り下りるか、隣接する住民団体が起こしている行政訴訟が決着するか次第。会社は2024年10月に一審で勝訴したが原告側は控訴しており、全体の売却と解散は2028年までかかると自ら見込んでいる。
この会社をどう読むか
この会社は事業を伸ばすつもりがない。残るのはCortlandt Manorの医療モールとFlowerfieldの産業用地の二区画だけ。それを役所の許可付きで売り切ったら解散すると決めている。
2025年7月にはFlowerfieldの約49エーカーを最大$28.7Mで売る契約を結んだ。ただし分割と敷地計画の許可が前提で、住民側が起こした行政訴訟は一審で会社が勝ったあと控訴審に移っている。自社の見立てでも、片づくのは2028年だ。
バランスシート (要約)
財務データが十分に揃っていない
- 現金・現金同等物$5M
- 長期借入金$11M
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- —
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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