HAFC
Hanmi Financial Corporation韓国系をはじめ移民の多い層に四十年以上にわたり密着し、その言葉や事情に通じた対応で顧客をつなぎ留める専門性が最大の強み。大手が手厚く対応しにくい移民の中小企業や個人を取り込む。九つの州に支店を広げる。同じ移民の層を狙う同業とは異なる、韓国系を軸に多民族の層へ密着する地方銀行の立ち位置にいる。
カリフォルニアを中心に、テキサスやニューヨークなど九つの州で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。特徴は、韓国系をはじめ移民の多い層に密着し、その言葉や事情に通じたきめ細かな対応をする点にある。融資の多くは商業用の不動産で、これに事業の融資や住宅、設備の融資、政府保証付きの中小企業向けの融資を加える。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
融資が商業用の不動産に大きく偏るため、とりわけカリフォルニアやニューヨークのその市況の悪化が貸し倒れを増やす最大の弱点になる。顧客が韓国系の層に集中するため、その地域の経済の不振が業績に響く。金利の急な低下は利ざやを縮める。同じ移民の層に強い同業との競争も激しい。政府保証付きの融資の販売の収益が鈍ることもある。
配当を続けながら、韓国系をはじめ移民の多い層への密着と、政府保証付きの中小企業向けの融資を軸にする経営。商業用の不動産への融資の比率の高さに備えて、貸し倒れの管理を重んじる。移民の層への専門性を生かしつつ、九つの州での支店の網と自社株買いで、着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
移民の層の需要と、商業不動産、金利に依存する。韓国系をはじめ移民の多い層や、政府保証付きの中小企業の借入と預金の需要が保たれるか、比率の高い商業用の不動産への融資が健全に保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして同じ移民の層を狙う同業との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $7.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $796M(10%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$213M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $270M
- 売上成長率
- 15.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 28.2%
- 純利益率
- 28.2%
- ROE
- 9.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $206M
- フリーCF
- $204M
- 営業CFマージン
- 76.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $33M
- 配当性向
- 42.9%
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