高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
点滴を皮下注射に変えるという、患者と医療現場の双方に利点のある独自技術を持ち、多くの製薬会社が採用している点が最大の強み。自社で薬を売らず技術を貸す身軽な構造で、提携先の薬が売れるほど対価が積み上がる。複数の大型薬に技術が組み込まれ、高い利益率を得られる立ち位置にいる。
本来は点滴で時間をかけて投与する薬を、皮下に短時間で注射できるよう変える独自の酵素技術を、製薬会社に提供するライセンス料が収益の柱。製薬会社はこの技術を自社の薬に組み込み、患者の負担を軽くした製品を作る。技術の使用料に加え、提携先の薬が売れるほど受け取る対価が増える。独自技術を貸して稼ぐ構造になっている。
主力の提携先の薬が競合に押されたり、特許が切れて独占的な販売が終わったりすると、対価が落ち込む。特定の提携先の薬への依存が高い面もある。技術の特許切れや、競合する投与技術の登場、提携先の開発の失敗も、収益の重しになりうる。提携先と特許の状況に業績が左右される構造を持つ。
配当を出さず、利益を技術の改良と、新たな提携の獲得、自社株買いに振り向ける経営。点滴を皮下注射に変える独自技術を武器に、製薬会社との提携を広げ、提携先の薬の販売に応じた対価を積み上げながら、身軽な構造で高い利益率を保って稼ぐ方針が特徴になっている。
提携先の薬の売れ行きと、新たな提携、技術の特許に依存する。この技術を組み込んだ提携先の薬が売れるか、新しい製薬会社と提携を結べるか、特許で技術を守れるか、そして点滴を皮下注射に変える需要が広がるかが、業績を左右する大きな前提になる。提携先の薬の販売が収益の土台になる。
資産 $2.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $49M(2%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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