HA Sustainable Infrastructure Capital は、太陽光や風力などの脱炭素設備に資金を出し、利息と分配で稼ぐ専門の投資会社だ。
最大の強みは、二十年以上にわたり脱炭素の案件だけを審査してきた目利きの蓄積にある。稼働済み資産中心の保守的な選別で損失を抑え、大手ファンドとの提携で自己資本を超える規模の投資を動かせる。一方で金利の上昇は調達コストを押し上げ、利ざやと配当の余力を細らせる。政権交代で再エネへの税優遇が削られると案件の流れが鈍り、借入を効かせた投資会社ゆえ資金市場の混乱は直撃する。HASI を読むときは、金利と新規投資の利回り、政策支援の行方を軸に見るとよい。
