Hess Midstream は、油田から出る原油やガスを、集めて処理し運ぶ設備を運営する、米国の中型のエネルギーの会社だ。
最大の特徴は、掘る危険や相場の危険を負わず、最低限の量を保証する契約で安定した料金収入を得る点にある。一方で収入の多くを特定の石油会社の油田と契約に頼ることが弱点で、その油田の生産の衰え、相場低迷時の掘削の減少、設備の資金の負担も弱みになる。HESM を読むときは、処理量と契約、油田の生産を軸に見るとよい。
掘る危険や相場の危険を負わず、最低限の量を保証する契約で、安定した料金収入を得る点が最大の特徴。自ら原油を掘る会社とは、背負う危険と収入の安定が違う。油田の中流設備を運営する会社の立ち位置にいる。
中流の設備が事業の柱。米国の主要な油田地帯で、井戸から出てくる原油や、天然ガス、随伴する水を、集めて、処理し、貯め、パイプラインで運ぶ設備を保有し、運営する。主に、親会社にあたる石油の会社と、長い期間の契約を結び、処理した量に応じて料金を得る。とりわけ、最低限の量を保証する契約により、相場の上下にかかわらず、安定した収入が入る仕組みだ。掘る危険や、相場の危険は負わず、設備を通す役務に徹する。中流の設備を使わせ、その料金で安定して稼ぐ形になっている。
収入の多くを、親会社にあたる特定の石油会社の油田と契約に頼る弱点を抱える。その油田の生産が衰えたり、開発が滞ったりすれば、長い目で処理量が細る。原油の相場が長く低迷すれば、親会社が掘削を絞り、量が減る恐れもある。設備の建設や維持には資金がかかり、借り入れの負担も伴う。中流の事業は、特定の地域に集中するため、その地の事情に左右される。パイプラインや処理の設備には、環境や安全の規制も重い。事業を広げる余地が、親会社の活動に縛られる面もある。利益が処理量と契約に左右される。
配当を出しつつ、長期の契約による安定した収入と、設備の運営、株主への還元に重きを置く経営。中流の設備の運営と、契約の維持、設備への投資を進める。中流の設備が、運営の中核になっている。
自己資本や流動性に弱さが見られます。財務の安全性には注意が必要です。
前年比。3年の年平均は 8.3%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Hess Midstream は、油田から出る原油やガスを、集めて処理し運ぶ設備を運営する、米国の中型のエネルギーの会社だ。
最大の特徴は、掘る危険や相場の危険を負わず、最低限の量を保証する契約で安定した料金収入を得る点にある。一方で収入の多くを特定の石油会社の油田と契約に頼ることが弱点で、その油田の生産の衰え、相場低迷時の掘削の減少、設備の資金の負担も弱みになる。HESM を読むときは、処理量と契約、油田の生産を軸に見るとよい。
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