まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
汎用の食品卸ではなく、アジア料理店という顧客層そのものを商圏として囲う。中国語での受発注と、北米・南米・アジアにまたがる東洋食材の調達網は、総合卸の巨人が本気で作りに行きにくい部分だ。
16カ所の物流拠点と4カ所の積み替え拠点、400台超の車両で、青果や冷凍・乾物、非食品を独立系のアジア料理店へ運ぶ。納品先は約1万5000カ所、46州に届く。頻度の高い配送と欠品の少なさで店に食い込み、注文受付は中国語に対応した中国の外部委託コールセンターが担う。
食品卸は元々利幅が薄く、燃料と人件費の上昇がそのまま利益を削る。買収を重ねてきたぶん、のれんの減損という形で過去の値付けが表に出やすい。外食の景気が冷えたとき、真っ先に発注を絞るのが独立系の店だという点も効いてくる。
買収でつなぎ合わせた拠点を統合し、配送効率を上げることに手元資金を割く。アジア料理店を核として、隣接する民族系・専門外食のセグメントへ客層を広げる長期計画を掲げる。
独立系レストランの客足と発注が続くかどうかが出発点で、その上に燃料費と仕入れの管理が乗る。買収で増えた拠点を一つの配送網として束ね直せるかが、日々の積載効率を決める。
資産 $542M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $202M(37%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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