HFWA
Heritage Financial WAほぼ百年の歴史を持ち、ワシントン州を中心とする米国北西部に約五十の支店を構え、事業と商業用の不動産への融資に強い点が最大の特徴。地元に密着した関係と、富裕層向けの資産運用も併せ持つ。地域の同業とは異なる、米国北西部に地盤を置き商業に特化した地方銀行の立ち位置にいる。
ワシントン州とオレゴン州の米国北西部で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。融資の大半は、企業向けの事業の融資と、商業用の不動産への融資で、商業に大きく偏った構成を持つ。これに加え、富裕層向けの資産運用や、企業の資金管理の支援も手がける。地元に密着した約五十の支店を構える。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
融資が商業と商業用の不動産に大きく偏るため、その市況の悪化が貸し倒れを増やす最大の弱点になる。とりわけオフィスへの融資が問題化しやすい。技術の業界の調整や港湾の物流の減速は、地域の経済を冷やす。金利の急な変動は利ざやを縮める。北西部の数多くの地方銀行との競争も激しい。規模が小さく、大手のような効率は出しにくい。
配当を続けながら、商業と商業用の不動産への融資に偏った構成の貸し倒れの管理を重んじる経営。地元との長い関係を軸に、預金と融資を着実に伸ばす。商業用の不動産の市況に備えて与信を慎重に管理しつつ、自社株買いも交えて株主に報いる方針が特徴になっている。
北西部経済と、商業不動産、金利に依存する。地盤とする米国北西部の、技術や林業、港湾の物流に支えられた経済が保たれるか、比率の高い商業用の不動産への融資が健全に保たれるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、そして地域の同業との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $922M(13%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$233M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.3%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $95M
- フリーCF
- $86M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $33M
- 配当性向
- 48.3%
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