Howard Hughes Holdings は、テキサスやネバダで計画都市を数十年がかりで育てる開発会社だ。
最大の強みは、数十年分の開発余地を持つ計画都市を複数抱え、宅地販売と賃料収入が互いを強める循環の設計にある。土地の仕入れ値は古く売るたびに厚い利益が出て、著名投資家の長期資本を後ろ盾に急がず街を育てられる。一方で住宅市況の冷え込みは宅地販売という現金の源を細らせ、金利上昇は資金繰りと資産価値の両面を締める。複合企業への転身は本業の価値が見えにくくなる懸念と隣り合わせだ。HHH を読むときは、宅地の販売と賃料収入、新体制の資本配分を軸に見るとよい。
