事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
数十年分の開発余地を持つ計画都市を複数抱え、宅地販売と賃料収入が互いを強める循環の設計が最大の強み。土地の仕入れ値は古く、売るたびに厚い利益が出る。著名投資家の長期資本を後ろ盾に、急がず街を育てられる稀有な開発会社の立ち位置にいる。
自社で保有する計画都市の宅地を住宅会社に売る収益と、街の中心に建てたオフィスや商業施設、賃貸住宅の運営収入が柱になる。宅地を売るほど街が育ち、残る商業地の価値が上がる自己強化の設計を持つ。著名投資家の投資会社が筆頭株主となり、保険などの事業を加えた持株会社への転身を進める構造になっている。
住宅市況の冷え込みは宅地販売という現金の源を細らせる。開発は先行投資が重く、金利上昇は資金繰りと資産価値の両面を締める。複合企業への転身は、本業の不動産価値が見えにくくなる懸念と隣り合わせになる。少数の都市への集中は地域の景気と災害のリスクを抱える。
配当を出さず、宅地販売の現金を商業資産の建設と新事業の買収に回す経営。筆頭株主の投資哲学の下、長期の複利を狙う資本配分へ転換中だ。街の価値を高める施設誘致を優先する方針が特徴になっている。
計画都市の宅地需要と、商業資産の稼働、新体制の資本配分に依存する。テキサスとネバダへの人口流入が宅地の販売を支えるか、街の成熟が賃料収入を積み上げるか、筆頭株主の主導する保険事業などの買収が価値を生むか、そして金利が開発と資産評価を圧迫しすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $10.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.8B(35%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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