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Harte Hanksデータ分析から販促の実行、顧客対応、商品の発送までを一つの会社で引き受ける。広告代理店にも物流会社にも、この幅はない。
電話やチャットでの顧客対応、郵送やデジタルを使った販促、商品の保管と発送という3つを請け負って稼ぐ。2025年は最大の顧客1社だけで売上の10.5%になった。
郵送を使った販促はネットの普及で構造的に細り続ける。人工知能による自動応答が広がれば、請け負っているコールセンターの仕事そのものが要らなくなる。
Project Elevate と名付けた再建策で、2024年から2025年にかけて$16Mの経費を削った。削った分の一部は営業と技術に戻しており、縮めながら立て直す運びになっている。
企業がこうした業務を外に出すかどうかと、大口の取引先をつなぎ留められるかで受注量が決まる。上位25社に売上の68.3%が集まっている。
この会社をどう読むか
Harte Hanks の始まりは、1920年代のテキサスで新聞を出していたHouston HarteとBernard Hanksの二人だ。1972年の上場、1984年の非公開化、1993年の再上場を経て、いまの事業に新聞は一つも残っていない。
代わりに引き受けているのは、他社の顧客対応と販促と発送という受託事業者の仕事になった。2024年からのProject Elevateで$16Mの経費を削り、身の丈に合う規模まで自分を縮めている最中にある。
バランスシート (要約)
資産 $92M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21M(22%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$6M
- 他の流動資産$41M
- 固定資産$46M
- 流動負債$30M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $160M
- 売上成長率
- −13.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 0.2%
- 純利益率
- −0.5%
- ROE
- −4.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- −$4M
- 営業CFマージン
- −1.1%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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