Harley-Davidson は、百二十年の伝説を持つ大型バイクの代名詞だ。
最大の強みは、排気音まで含めて文化となった、百二十年のブランドの威光にある。保有者の共同体と中古市場の厚みは他の乗り物にない世界を作り、金融部門の利益が車両の波を和らげる。一方で大型バイクの市場自体が縮み、主客層の高齢化は構造的な逆風であり続ける。景気悪化は高額の趣味の出費を直撃し、金融部門の延滞も増やす。ブランドの若返り策は伝統の客層の反発と隣り合わせだ。HOG を読むときは、出荷と在庫、金融部門の延滞を軸に見るとよい。
