HOPE
Hope Bancorp韓国系米国人を中心とした移民の中小企業に深く食い込み、その分野で米国最大級の規模を持つ点が最大の強み。大手が手薄な移民コミュニティの言葉と商慣習に通じ、貿易金融まで手がける。買収を重ねて複数の州へ広げ、移民の金融需要という独自の地盤を押さえる地域銀行の立ち位置にいる。
ロサンゼルスを中心に、カリフォルニアやニューヨーク、テキサス、ハワイなど複数の州で集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。韓国系をはじめとする移民の中小企業に密着し、商業向けの融資や商業用不動産、政府保証付きの融資を手がける。韓国の企業向けの貿易金融も扱う。買収で地盤を広げ、移民コミュニティの金融需要を取り込んで稼ぐ構造になっている。
顧客が韓国系の移民コミュニティに集中するため、その経済の浮き沈みが業績に響く。商業用不動産への融資に偏っており、空室率の上昇局面では焦げ付きが増える。同じ移民向けの銀行との競争も激しい。買収頼みの拡大は統合の失敗が高くつく。金利の急変や、米中や米韓の緊張による貿易金融への影響も弱みになる。
配当を続けながら、移民の中小企業に密着した融資を軸に、買収で地盤を広げる経営。商業用不動産への偏りを管理しつつ、保守的な融資の規律を保つ。韓国系コミュニティとの長年の関係と貿易金融を生かして、着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
移民の中小企業の景況と、買収の統合、金利水準に依存する。韓国系をはじめとする移民の中小企業の借入と預金の需要が続くか、買収した銀行の顧客と人材を統合できるか、商業用不動産に偏った融資の質を保てるか、そして金利の変動を利ざやの管理でこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $18.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.3B(12%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$560M
- 短期借入金$285M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 2.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $165M
- フリーCF
- $151M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $71M
- 配当性向
- 114.8%
HOPE の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…