配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
医療貯蓄口座の管理という専門分野で最大手の地位を持ち、多くの雇用主と提携して膨大な口座を抱える点が強み。いったん口座を預かると長く管理が続き、残高が積み上がる。口座が増えるほど利息と手数料が積み上がる収益構造で、医療費の自己負担が増える米国で需要が伸びる追い風に乗る立ち位置にいる。
米国の従業員が医療費に備えて積み立てる、税制優遇のある貯蓄口座(医療貯蓄口座)の管理が収益の柱。雇用主と提携し、その従業員の口座を預かって管理する。収益は、預かった資金の運用・預け入れから得る利息、口座ごとの管理手数料、そして決済の手数料から成る。医療貯蓄口座を多く預かり、利息と手数料で稼ぐ構造になっている。
金利が大きく下がると、預かり資金の利息収入が細る。雇用の悪化で口座の新規開設や残高の積み立てが鈍ると、成長が止まる。競合との提携獲得競争や、手数料の引き下げ圧力、医療貯蓄口座の制度の変更も、収益の重しになりうる。利息収入の比率が高く、金利環境に業績が大きく左右される面を持つ。
配当を出さず、利益を口座数の拡大と、雇用主との提携、サービスの強化に振り向ける成長志向の経営。医療貯蓄口座の最大手という地位を生かして口座と残高を積み上げ、金利環境に左右されつつも、医療費の自己負担増という追い風を取り込んで利息と手数料で稼ぐ力を高める方針が特徴。
預かり口座の数と残高、金利の水準、雇用主との提携に依存する。雇用主との提携を広げて口座数を増やせるか、口座の残高(預かり資産)を積み上げられるか、金利が高く運用益が増えるか、そして医療貯蓄口座の制度が普及し続けるかが、業績を左右する大きな前提になる。金利と口座数が収益を大きく左右する。
資産 $3.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(62%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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