配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
歯科・医療用品の流通という分野で世界最大級の規模を持ち、膨大な在庫と供給網で診療所に欠かせない調達先になっている点が強み。日常的に使われる消耗品の繰り返し需要が安定した収益をもたらす。機器の販売や診療所向けソフトも組み合わせ、医療現場の経営を丸ごと支える立ち位置にいる。
歯科医院や開業医、動物病院などに、診療に使う器具、材料、消耗品、医薬品を供給する流通が収益の柱。膨大な種類の医療用品を在庫し、診療所に必要なときに届ける。これに、診療所向けの機器の販売や、予約・カルテ管理のソフトが加わる。医療現場で日常的に使われる消耗品の繰り返し需要を軸に、流通とサービスで稼ぐ構造になっている。
景気後退で歯科治療など先延ばしできる診療が控えられると、消耗品の需要が鈍る。機器の販売は診療所の設備投資意欲に左右され、景気の波を受ける。サイバー攻撃などによる物流・受注システムの混乱や、競合との価格競争、ネット通販の浸食も、収益の重しになりうる。受診動向に業績が左右される面を持つ。
配当を出さず、利益を流通網の効率化と、機器・ソフト事業の強化、買収による拡大に振り向ける経営。医療現場で繰り返し使われる消耗品の安定需要を土台に、世界最大級の規模と供給網を生かし、機器やソフトも組み合わせて診療所を支えながら着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
歯科・医療の受診需要と、消耗品の繰り返し需要、診療所の経営状況に依存する。歯科治療や診察の需要が底堅いか、診療所が消耗品を継続して仕入れるか、機器やソフトの販売を伸ばせるか、そして幅広い在庫と素早い供給を効率よく保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $11.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.2B(29%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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