
HTH
Hilltop Holdings銀行と住宅ローン、証券という値動きの異なる三つの金融を一つに束ね、互いの波を打ち消し合う構成が最大の強み。単一の地銀よりも収益の源が多様で、特定の不調を他で補える。テキサスという成長地域を地盤に、複数の金融を組み合わせて稼ぐ持株会社の独自の立ち位置にいる。
テキサスを中心に、三つの異なる金融事業から収益を得る持株会社。一つは地元の企業や個人への融資と預金を担う銀行、二つ目は住宅ローンを組成して売る事業、三つ目は地方自治体の債券発行などを引き受ける証券事業になる。値動きの異なる三つを束ねることで、どれかが不調でも全体の波を和らげる。それぞれの利ざやと手数料で稼ぐ構造になっている。
三つの事業はいずれも金利と景気に敏感で、悪い局面が重なると束ねる利点が薄れて全体が沈む。住宅ローンは金利上昇で新規が細り、金利低下では早期返済が膨らむ。証券事業は相場次第で大きく振れる。景気後退で地元企業の貸し倒れが増えれば、銀行の利益も傷む。
配当を続けながら、三つの事業の組み合わせで収益の波を和らげる経営。余剰資金を自社株買いに振り向ける還元も重んじる。金利に揺れる住宅ローンと証券の事業を慎重に御し、銀行を安定の土台に据える方針が特徴になっている。
テキサス経済と、住宅ローン市場、証券事業の活況に依存する。テキサスの企業と家計の借入が続くか、金利に揺れる住宅ローン事業を御せるか、自治体の債券発行や証券の取引が活発か、そして三つの事業の組み合わせがうまく波を打ち消し合うかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $15.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(14%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$39M
- 長期借入金$149M
- 短期借入金$677M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$39M
- フリーCF
- −$56M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $45M
- 配当性向
- 27.4%
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