
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
運送会社では珍しく、借金をほとんど持たない堅実な財務が最大の強み。運賃が崩れる不況の局面でも資金繰りに余裕があり、無理な値下げに追われず波を乗り切れる。長距離の輸送に加え、効率の高い地域の輸送も手がける。財務の堅さと効率の高い運営で同業との違いを出す、長距離トラック運送の立ち位置にいる。
荷主の貨物を、トラックで長距離にわたって全米に運ぶのが事業の柱。一台のトラックに一つの荷主の貨物を積んで運ぶ形が中心で、小売や製造の会社から定期的に荷物を請け負う。短い距離を効率よく回す地域の輸送にも力を入れる。買収で規模を広げてきた。運転手とトラックを抱え、運んだ貨物の量と距離に応じた運賃で稼ぐ構造になっている。
運送の市況は景気と荷動きに左右され、貨物が減って運賃が下がると採算が一気に細る波の大きさが弱点になる。軽油の燃料費の高騰は採算を圧迫する。運転手の不足と人件費の上昇は、稼働とコストの両面で重荷になる。多くの運送会社がひしめき、運賃を巡る競争も激しい。買収した事業の統合がうまくいかない恐れもある。
配当を出しながら、借金をほとんど持たない堅実な財務を守ることを重んじる経営。運送の市況の波に備えて手元の現金を厚く保ち、効率の高い運営でトラックの稼働を高める。買収で規模を広げつつ、財務の堅さを武器に、波の大きい運送業を無理なく着実に回す方針が特徴になっている。
貨物の量と、運賃の水準、燃料費に依存する。景気が活発で運ぶべき貨物の量が保たれるか、運送の市況が運賃の水準を支えるか、軽油の燃料費の変動を荷主に転嫁できるか、そして不足しがちな運転手を確保してトラックの稼働を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $755M(63%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
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