
水道という究極の必需を、競争のない地域独占で複数の州にまたがり供給する安定が最大の強み。一つの州に偏らず地域を分散し、干ばつなど特定地域の不振を和らげられる。社名を改めて水道事業への特化を鮮明にし、買収で地域を広げる、生活の必需を担う公益の立ち位置にいる。
カリフォルニアやテキサス、コネチカットなど複数の州で、家庭と企業に水を供給し、下水を処理する規制下の料金が収益の柱。水道管や浄水設備への投資に、州が認める利回りを上乗せして回収する。州の規制委員会との数年ごとの料金交渉が収益の土台になる。小さな水道会社の買収で営業地域を広げ、投資と料金の積み上げで稼ぐ構造になっている。
金利の上昇は、安定配当の公益株の評価をじわじわ削り、設備投資の借入の費用も押し上げる。カリフォルニアの干ばつや水質規制の強化は、対応の費用を押し上げる。料金改定が住民の反発で削られれば、投資の回収が遅れる。買収を重ねた地域の統合に費用がかさむこともある。
配当を続けながら、水道管の更新投資を着実に積む経営。規制当局との関係を丁寧に保ち、無理のない料金改定を重ねる。小さな水道会社の買収で複数の州へ地域を広げ、水道事業への特化を進める方針が特徴になっている。
料金の認可と、設備投資、買収に依存する。州の規制委員会が水道管への投資の利回りと料金改定を認め続けるか、老朽化した設備の更新を着実に進められるか、小さな水道会社の買収で地域を広げられるか、そして金利が借入と公益株の評価を圧迫しすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(30%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$21M
- 他の流動資産$170M
- 固定資産$5B
- 流動負債$273M
- 長期借入金$1.9B
- 短期借入金$24M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $801M
- 売上成長率
- 7.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 22.2%
- 純利益率
- 12.8%
- ROE
- 6.7%
- ROIC
- 4.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $245M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 30.6%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $59M
- 配当性向
- 57.2%
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