
景気敏感な事業で、配当も出す会社
電力網向けの機器と、建物向けの電気部品の両方を手がける品揃えが強み。電気を送り使うために欠かせない部品で確かな地位を持ち、送電網の更新や社会の電化という長期の追い風を、両方の分野で取り込める。一度採用されると更新需要も続く立ち位置にいる。
電力会社が送配電網に使う変圧器や碍子などの機器と、建物やビルの電気配線に使うスイッチやコンセント、配線部品の販売が収益の柱。電気を送り、安全に使うために欠かせない部品を、電力会社や電気工事の現場へ供給する。電気設備の新設や更新の需要を取り込んで稼ぐ構造になっている。
景気後退で建設や設備投資が冷えると、電気部品の需要が鈍る。資材費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。電力会社の投資計画の遅れや、競合との価格競争も、収益の重しになりうる。
安定した配当を長年増やしつつ、買収による品揃えの拡大と、電力網・電化分野への集中に資金を振り向ける経営。電化と送電網更新という追い風を取り込み、必須部品の安定需要と値上げで採算を整えて稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
電力網への投資と、建物の建設・改修の活発さに依存する。老朽化した送電網の更新や、社会全体の電化がどれだけ進むか、データセンター向けの電力需要、そして製品の値上げを通せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.8B(47%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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