HURN
Huron Consulting Group病院や大学という、複雑な規制と事情を抱える医療と教育の組織に深く食い込んだ専門性が最大の強み。総合コンサルが浅く扱う分野を、業界の知見を持つ専門家として深く担う。経営の助言から情報システムの導入までを手がけ、特定の業界に絞り込んだ立ち位置で大手との違いを出している。
病院や大学、企業に対し、業務の効率化や経営の立て直し、情報システムの導入といった助言を提供し、その報酬が収益の柱。中でも、複雑な事情を抱える医療と教育の組織に強みを持つ。専門のコンサルタントが顧客に張り付き、案件ごとに報酬を得る。人の専門知識が商品であり、コンサルタントの稼働と単価で稼ぐ構造になっている。
景気後退や予算の逼迫で、病院や大学が外部の助言への支出を切り詰めれば、案件が細る。コンサルティングは人が資産で、優秀な人材の流出は売上と評判を直撃する。大手の総合コンサルや専門の同業との競争は単価を圧迫する。案件の獲得は景気の波に左右され、稼働率が落ちれば人件費が重荷になる。
配当を出さず、現金を人材への投資と自社株買いに充てる経営。医療と教育という得意分野に資源を集め、専門性で単価を保つ。情報システムの導入など利益率の高い分野を広げ、コンサルタントの稼働率の管理で採算を守る方針が特徴になっている。
組織の需要と、コンサルタントの確保、案件の単価に依存する。病院や大学が経営の改革にお金を使い続けるか、優秀なコンサルタントを確保し引き止められるか、案件の単価と稼働率を保てるか、そして大手の総合コンサルとの競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $529M(35%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$25M
- 他の流動資産$424M
- 固定資産$1.1B
- 流動負債$383M
- 長期借入金$490M
- 短期借入金$20M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.7B
- 売上成長率
- 11.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 10.5%
- 純利益率
- 6.2%
- ROE
- 19.9%
- ROIC
- 13.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $193M
- フリーCF
- $183M
- 営業CFマージン
- 11.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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