HYLN
Hyliion Holdings燃料の種類を選ばずに発電でき、分散して電気を作れるとうたう独自の発電機の技術が最大の特徴。電気トラックの動力から、電力の需要の高まりを見据えた発電機へと大きく事業を転換した。人工知能のデータセンターなどで高まる分散した発電の需要に賭ける、商業化前の発電機の新興の立ち位置にいる。
燃料の種類を選ばずに発電できる独自の発電機を開発する新興。当初は電気で走るトラックの動力を手がけたが、その後、天然ガスや水素などさまざまな燃料で動き、分散して電気を作る発電機の開発へ大きく舵を切った。まだ本格的な売上はなく、当面は手元の資金で開発と試作を進める段階にある。狙うのは、データセンターなどで高まる電力の需要。いずれ発電機の販売で稼ぐ構造を描く。
まだ商業化の前の段階で、本格的な売上がなく赤字が続き、増資で持ち分が薄まる最大の弱点を抱える。電気トラックから発電機へ事業を大きく転換した経緯があり、新しい発電機が実用化できる保証はない。発電の機器には大手や数多くの競合がいる。電力の需要の見通しが外れれば、賭けの前提が崩れる。値動きが極めて荒い。
配当を出さず、手元の資金を燃料を選ばない発電機の開発と試作に集中投下する経営。電気トラックの事業を畳み、電力の需要の高まりを見据えた発電機に資源を絞る転換を進めた。本格生産までの長い赤字の期間を手元の資金でつなぎ、発電機の実用化と最初の受注の獲得に賭ける方針が特徴になっている。
電力需要と、発電機の実用化、資金繰りに依存する。人工知能のデータセンターなどで分散した発電の需要が高まるか、開発中の燃料を選ばない発電機を、性能と採算の見合う形で実用化できるか、本格的な受注を獲得できるか、そして本格生産までの長い赤字を手元の資金で支えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $204M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $192M(94%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$23M
- 他の流動資産$76M
- 固定資産$105M
- 流動負債$10M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3M
- 売上成長率
- 130.3%
- 粗利率
- 4.9%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −29.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$47M
- フリーCF
- −$70M
- 営業CFマージン
- −1339.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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