
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
脳の外科手術の機器で世界首位を持ち、頭の固定や組織の吸引といった専門の道具を幅広く揃える点が最大の強み。これに、皮膚や組織の再生を助ける材料という別の柱を併せ持つ。規模で勝る大手の競合とは異なり、脳の外科という専門の領域に深く食い込んだ、脳外科と組織再生の医療機器の立ち位置にいる。
手術に使う専門の医療機器を作り、売るのが事業の柱。柱は二つで、脳の外科手術や耳鼻の手術に使う、頭を固定する器具や、組織を吸引する装置などを供給する事業と、やけどや傷の治療で、皮膚や組織の再生を助ける材料を提供する事業からなる。脳の外科の機器で世界首位を持つ。買収で品揃えを広げてきた。これらの専門の医療機器の販売で稼ぐ構造になっている。
製造を巡って当局から改善の指摘を受け、その対応や工場の移転に手間取って供給や信頼が揺らいだ経緯が、最大の弱点になる。買収先の価値の見直しによる損失も重荷になった。脳の外科や耳鼻の機器には、規模で勝る大手の競合が多い。傷の治療の材料も競争が激しい。立て直しの遅れが業績と株価に重くのしかかる。
配当を出さず、現金を製造の品質の立て直しと、当局の指摘への対応に優先して充てる経営。工場の移転や品質の改善の計画を進め、信頼の回復を最優先に置く。脳の外科という専門の強みを守りつつ、買収で広げた事業を束ね、立て直しを果たすことを重んじる方針が特徴になっている。
手術の需要と、当局の指摘への対応、買収の統合に依存する。脳の外科や傷の治療の手術の需要が保たれるか、製造を巡る当局の改善の指摘に対応して信頼を取り戻せるか、買収した事業をうまく束ねられるか、そして工場の移転や品質の立て直しを進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(29%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約8年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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