IBM は、大企業の基幹システムを長年支えてきた老舗で、いまは「ハード中心」から「ソフトと継続課金」への転換を進めている会社だ。
企業の中枢システムに深く食い込んだ信頼は乗り換えられにくく、安定した稼ぎを生んできた。成長の鈍いハードを切り離し、買収でソフトやコンサルを厚くすることで、収益の質を高めようとしている。IBM を読むときは、老舗ゆえの粘り強い顧客基盤と、継続課金型への転換がどこまで進んだかを軸に見るとよい。

大企業の中枢システムに長年食い込んだ信頼と、簡単には乗り換えられない粘着性が強み。ソフト・コンサル・ハードを束ねて提供でき、AIを既存システムへ橋渡しできる立ち位置を持つ。
大企業の基幹システム向けのソフトと、業務を請け負うコンサルティングが収益の柱。これに大型コンピュータなどのハードが加わる。長年の取引で顧客の中枢に入り込み、継続的な契約で稼ぐ構造になっている。
企業のIT予算が絞られると、コンサルやシステム更新の需要が鈍る。クラウド大手や新興のソフト企業との競争で、老舗の主力事業が少しずつ削られていくこともリスクになる。
安定した配当を続けつつ、成長の鈍いハードを切り離してソフトとコンサルへ軸足を移してきた。買収で継続課金型のソフト事業を厚くし、収益の質を高める転換を進める経営が特徴。
財務指標は標準的な水準です。レバレッジや流動性の推移に注目しましょう。
前年比。3年の年平均は 3.7%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
IBM は、大企業の基幹システムを長年支えてきた老舗で、いまは「ハード中心」から「ソフトと継続課金」への転換を進めている会社だ。
企業の中枢システムに深く食い込んだ信頼は乗り換えられにくく、安定した稼ぎを生んできた。成長の鈍いハードを切り離し、買収でソフトやコンサルを厚くすることで、収益の質を高めようとしている。IBM を読むときは、老舗ゆえの粘り強い顧客基盤と、継続課金型への転換がどこまで進んだかを軸に見るとよい。
読み込み中…