Installed Building Products は、新築住宅に断熱材を取り付ける施工の全米2位だ。
強みは、断熱材の施工という職人仕事の分野で、地元業者の買収を重ねて全米2位の規模を築いた点にある。施工は地域密着の労働集約業で大手が攻めにくく、買収の受け皿として独自の地位を持つ。省エネ基準の強化が断熱需要を押し上げる追い風もある。一方で金利上昇や景気後退で新築住宅の着工が落ち込むと施工の仕事が一気に細り、住宅市況の波をまともに受ける。職人の不足や人件費の上昇、仕入れ値の急変、買収の統合失敗も重しだ。IBP を読むときは、新築住宅の着工と職人の確保、買収の継続を軸に見るとよい。
