
景気敏感な事業で、配当も出す会社
断熱材の施工という職人仕事の分野で、地元業者の買収を重ねて全米2位の規模を築いた点が強み。施工は地域密着の労働集約業で大手が攻めにくく、買収の受け皿として独自の地位を持つ。省エネ基準の強化が断熱需要を押し上げる追い風もあり、首位と並んで業界の集約を進める立ち位置にいる。
新築住宅に断熱材を取り付ける施工が収益の柱。職人を抱え、住宅メーカーの建設現場で断熱材を施工する。断熱材に加え、雨どいやシャワードア、棚など住宅まわりの取り付け工事も手がける。地元の施工業者を買収して全米に拠点を広げる手法を重ね、新築住宅の着工に乗って稼ぐ構造になっている。
金利上昇や景気後退で新築住宅の着工が落ち込むと、施工の仕事が一気に細る。住宅市況の波をまともに受ける事業構造が最大のリスクだ。職人の不足や人件費の上昇、断熱材の仕入れ値の急変も採算を圧迫する。買収に頼る成長ゆえ、買収価格の高騰や統合の失敗も重しになりうる。
配当を出しつつ、地元施工業者の買収と、工事の種類の拡充、職人の確保に力を入れる経営。住宅着工で振れる需要に対し、買収で地域と工事の幅を広げて分散を効かせ、省エネ基準の追い風を取り込みながら、施工の現場力で稼ぐ方針が特徴になっている。
新築住宅の着工と、施工の人員確保、買収の継続に依存する。住宅着工が活発で施工の仕事が続くか、職人を確保して現場をこなせるか、断熱材の仕入れ値を価格に転嫁できるか、そして地元業者の買収で拠点と工事の種類を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。着工件数が業績に直結する。
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $710M(34%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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