高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
携帯通信や動画圧縮という、あらゆる機器に欠かせない基礎技術の標準特許を多数持つ点が最大の強み。標準に組み込まれた特許は、その技術を使う限り避けて通れず、安定したライセンス料を生む。製品を作らず研究開発と特許に集中する身軽な構造で、高い利益率を保てる立ち位置にいる。
携帯電話の通信規格や、動画の圧縮といった、機器に欠かせない基礎技術の特許を多数保有し、その技術を使うスマホやテレビのメーカーから受け取るライセンス料が収益の柱。自社で製品は作らず、研究開発で生み出した特許を貸して対価を得る。標準的な技術に組み込まれた特許を武器に、ライセンス料を集めて稼ぐ構造になっている。
メーカーがライセンス料の支払いを拒んだり、条件を不利にしたりすると、収入が揺らぐ。特許の有効性や対価をめぐって、長く費用のかかる訴訟になることも多い。主要な特許の期限切れや、対象機器の販売の落ち込み、契約更新の難航も、収益の重しになりうる。契約と訴訟の行方に業績が左右される面を持つ。
配当を出しつつ、研究開発による新たな標準特許の創出と、ライセンス契約の獲得・更新、必要な訴訟への対応に力を入れる経営。製品を作らず特許に集中する身軽な構造を生かし、標準技術の特許を武器にメーカーからライセンス料を集め、高い利益率で稼いで株主に還元する方針が特徴。
ライセンス契約の獲得・更新と、対象機器の販売、特許の有効性に依存する。スマホやテレビのメーカーと有利な条件でライセンス契約を結べるか、契約を更新できるか、対象となる機器が世界で多く売れるか、そして研究開発で新たな標準特許を生み出し続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
読み込み中…