Independent Bank Corp は、ボストン郊外で百二十年続く地銀の持株会社だ。
最大の強みは、百二十年の歴史と地域の信頼に支えられた、忠実で低コストの預金基盤にある。買収の統合を堅実にこなす実績は、店を畳みたい小さな銀行の受け皿としての評判を生み、大手の合併で顧客がこぼれる州内で独立行の旗を守る。一方で景気後退で地元企業の貸し倒れが増えると利益が直接傷み、オフィスを含む商業用不動産への貸出は空室率の上昇局面で重荷になる。買収頼みの成長は対象が枯れると鈍る。INDB を読むときは、利ざやと貸し倒れ、買収統合の進み具合を軸に見るとよい。

