
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
百二十年の歴史と地域の信頼に支えられた、忠実で低コストの預金基盤が最大の強み。買収の統合を堅実にこなす実績は、店を畳みたい小さな銀行の受け皿としての評判を生む。大手の合併で顧客がこぼれるボストン圏で、地元の独立行という旗を守る立ち位置にいる。
マサチューセッツ州の郊外と港町での貸出と預金の利ざやが収益の柱。地元の中小企業向け融資と商業用不動産が貸出の中心で、資産運用と信託の手数料が補助の柱になる。州内の小さな銀行を数年おきに買収し、支店網と預金を積み増してきた。地域の顔の見える取引と低コストの預金で稼ぐ構造になっている。
景気後退で地元企業の貸し倒れが増えると利益が直接傷む。オフィスを含む商業用不動産への貸出は、空室率の上昇局面で重荷になる。買収頼みの成長は対象が枯れるか高値づかみで鈍る。州一極の地盤は分散が効かない。
配当を着実に続けながら、数年おきの買収で規模を一段ずつ上げる経営。審査の保守性と経費の規律を守り、急成長を求めない。買収後の統合を丁寧に進め、地域の関係を壊さない方針が特徴になっている。
州経済と、買収の統合、利ざやの維持に依存する。大学と医療と技術産業が支える州経済が安定を保つか、買収した銀行の顧客と人材を定着させられるか、低コストの預金基盤を守れるか、そして商業用不動産とくにオフィス向け貸出の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $24.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.6B(14%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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