INDO
Indonesia Energy大手の統合石油会社のように鉱区を世界へ分散させるのではなく、一国、実質一鉱区へ的を絞り切っている。2023年に取り分を倍以上に引き上げた契約改定は、この規模の会社としては数少ない好材料だ。
南スマトラのクル鉱区で、インドネシア国営石油会社プルタミナとの契約に基づいて原油を生産し、売って稼ぐ。2023年の契約改定で操業権を2035年まで確保し、税引後の取り分を15%から35%へ引き上げた。
生産している鉱区が事実上クル一つに集中しており、そこが振るわなければ会社全体が沈む。探鉱段階のチタルム鉱区は埋蔵が見つかる保証がなく、掘削の資金を増資で賄えば株式の希薄化が繰り返される。
クル鉱区の増産とチタルム鉱区の探鉱に手元資金を振り分け、掘削以外にはあまり使わない。株主に配るものはなく、増資で集めた資金もそのまま井戸へ向かう。
原油相場と、クル鉱区で新しく掘る井戸が当たるかどうかで数字がほぼ決まる。事業そのものがプルタミナや政府との契約の上に乗っているため、その関係を保てるかも外せない。
この会社をどう読むか
Indonesia Energyは、社名の通りインドネシア一国に的を絞った小型の石油・ガス開発会社だ。ケイマン諸島で設立された持株会社という形をとるが、事業の実態は南スマトラのクル鉱区にほぼ集中している。
2023年には国営石油会社プルタミナとの操業契約を延長し、税引後の取り分を15%から35%へ引き上げる条件を引き出した。それでも収益の大半を単一の鉱区に頼る構図は変わらない。井戸が当たるかどうかと原油相場の動き次第で、業績の振れ幅が大きくなりやすい会社だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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