International Paper は、段ボールの原紙と包装材を作る世界大手だ。
強みは、段ボール原紙で世界最大級の生産規模を持ち、原料調達から加工までを抱える点にある。ネット通販の拡大と、プラスチックから紙への切り替えという長期の追い風を取り込める。重くて運びにくい資材ゆえ地域ごとの供給網が参入障壁になる。一方で業績は原紙の市況に左右され、供給過剰や需要の減少で価格が下がると採算が悪化する。古紙・エネルギー価格の上昇も重しだ。IP を読むときは、段ボール需要と原紙の市況、工場の効率を軸に見るとよい。
