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IPGP

IPG Photonics
情報技術中型
今日の終値
時価総額
$5B
PER (TTM)
配当利回り
52週高値
52週安値
サイズ
中型
377 SIMARANO DRIVE, MARLBOROUGH, MA(本社・衛星)
377 SIMARANO DRIVE, MARLBOROUGH, MA(本社・衛星)
強み

ファイバーレーザーの発明者が築いた技術の蓄積と、心臓部の部品まで内製する垂直統合が最大の強み。高出力と信頼性が問われる用途では、なお代替の利かない選択肢であり続ける。無借金級の財務と厚い手元資金を持ち、価格競争の消耗戦を耐え抜ける体力を備えた開祖の立ち位置にいる。

成長ドライバー

光ファイバーを増幅器に使う高出力レーザーの製造販売が収益の柱。金属の切断や溶接、刻印に使われ、工作機械メーカーや自動車工場に組み込まれる。電池や医療機器の精密溶接など、高度な用途への展開も進める。部品から自社で作り込む垂直統合で性能と原価を握り、産業の設備投資に乗って稼ぐ構造になっている。

リスク

世界の製造業の投資が冷えると、レーザーの注文は真っ先に削られる。最大市場だった中国では地場メーカーが価格で席巻し、汎用品の牙城は既に崩れた。創業の地ロシアとの関係整理は生産網の組み替えという代償を伴った。技術の世代交代で後れを取れば、王座の根拠が消える。

経営の癖

配当を出さず、資金を自社株買いと新用途の開発に振り向ける経営。汎用の切断向けから、電池や医療といった精密で利幅の厚い用途へ軸足を移す。垂直統合と財務の堅さを守り、技術で勝てる市場に絞り込む方針が特徴になっている。

バランスシート (要約)

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財務状態スコア
B
赤字先行

自己資本と現金は厚めだが、本業は赤字で資金を消費している段階です。手元現金は今の燃焼ペースで約117年分。黒字化の道筋が焦点になります。

資産 (合計)
$2.4B前期比 +5.9%
  • 現金・現金同等物$404M
  • 他の流動資産$1.0B
  • 固定資産$1.0B
負債 (合計)
$296M前期比 +11.8%
  • 流動負債$234M
純資産
$2.1B前期比 +5.1%
自己資本比率
2021
86.6%
2022
87.0%
2023
89.5%
2024
88.4%
2025
87.8%

収益性 (TTM)

売上高
$1.0B
売上成長率
2.7%

前年比。3年の年平均は -11.1%

粗利率
38.0%

売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ

営業利益率
1.3%

本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字

純利益率
3.1%
ROE
1.5%

株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか

ROIC
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$75M

本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない

フリーCF
−$3M

営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金

営業CFマージン
7.5%
現金ランウェイ
約117年

今の現金燃焼ペースで手元資金がもつ年数。短いほど増資・借入の必要が迫る

フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

IPGP の性格読み (詳細)

IPG Photonics は、金属の切断や溶接に使うファイバーレーザーを発明者が率いてきた世界最大手だ。

最大の強みは、ファイバーレーザーの発明者が築いた技術の蓄積と、心臓部の部品まで内製する垂直統合にある。高出力と信頼性が問われる用途ではなお代替の利かない選択肢で、無借金級の財務が消耗戦を耐える体力になる。一方で世界の製造業の投資が冷えるとレーザーの注文は真っ先に削られる。最大市場だった中国では地場メーカーが価格で席巻し、汎用品の牙城は既に崩れた。技術の世代交代で後れを取れば王座の根拠が消える。IPGP を読むときは、設備投資の回復と新用途の伸び、中国勢との価格差を軸に見るとよい。

sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。

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