景気敏感な事業で、配当も出す会社

圧縮機やポンプといった、生産現場に欠かせない機器で確かな地位を築いた点が強み。幅広い産業に納めているため一つの分野の不振を他で補え、一度納めた機器は部品交換や保守で長く稼げる。買収で品揃えを広げてきた立ち位置も生かせる。
工場で空気を圧縮して動力に使う圧縮機や、液体やガスを送るポンプ、送風機といった産業機器の販売が収益の柱。これに、納めた機器の部品交換や保守の継続収入が加わる。さまざまな産業の生産現場に欠かせない機器を供給し、販売と保守の両面から稼ぐ構造になっている。
景気後退で産業界の設備投資が冷えると、機器の販売が鈍る。資材費や人件費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。高い値段での買収が期待ほど稼げないことや、特定の産業の不振も、業績の重しになりうる。
稼いだ資金を買収による事業拡大と、保守の継続収入の強化に振り向ける経営。利益率の高いニッチな機器の事業を見極めて取り込み、幅広い産業に分散させて安定性を保ちながら、保守収入を積み上げて稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
幅広い産業分野の設備投資の活発さに依存する。製造業や化学、食品など顧客の景気がどう動くか、買収で有望な機器の事業を取り込めるか、そして部品や保守の継続収入を積み上げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $18.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10.1B(55%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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