IRON
Disc Medicine赤血球と鉄の巡りという、効く薬の乏しかった希少な血液の病に的を絞った専門性が最大の強み。患者の少ない難しい領域は大手が手を出しにくく、先行すれば優位を築きやすい。最終段階まで進んだ主力候補と、開発を支える潤沢な手元資金を持つ、血液の病に特化したバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬がなく売上はほとんどない開発段階の会社で、当面の資金は新株の発行と保有する潤沢な手元資金で賄う。狙うのは、赤血球の作られ方や、体の中の鉄の巡りの異常が引き起こす希少な血液の病。患者の少ない難しい病に的を絞り、効く薬のなかった領域を開拓する。承認にこぎ着けて販売するか、有望な薬の権利で稼ぐ構造を描く。
主力候補の最終試験が効き目や安全性で失敗すれば、価値の大半が一度に失われる。希少な病は患者が少なく、承認できても市場の大きさに限りがある。承認まで新株の発行が続けば既存株主の持ち分が薄まる。同じ希少病を狙う競合や、大手の参入に先を越される恐れもある。
配当を出さず、潤沢な手元資金を主力候補の最終試験と続く候補の開発に集中させる経営。希少な病の承認と発売の準備を着実に進める。複数の候補を並行して育て、一つの失敗に会社全体が傾かないようにする方針が特徴になっている。
主力候補の試験結果と、手元資金の持ち、希少病の承認に依存する。最終段階に入った主力候補が効き目と安全性を示せるか、開発を続ける潤沢な手元資金を保てるか、患者の少ない希少な病で承認と保険の適用を得られるか、そして続く候補も育てられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $807M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $740M(92%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$91M
- 他の流動資産$713M
- 固定資産$3M
- 流動負債$37M
- 長期借入金$29M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −28.7%
- ROIC
- −24.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$180M
- フリーCF
- −$181M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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