配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
貸し倉庫という特定の用途に特化した建材の専門のメーカーという点と、スマホで開ける電子錠と雲の上の管理の仕組みを併せ持つ点が最大の強み。古くなった多くの施設の改修という、長く続く独自の需要も取り込む。汎用の建材や、扉や錠の大手とは異なる、貸し倉庫の建材と電子錠に特化したメーカーの立ち位置にいる。
個人や事業者が荷物を預ける貸し倉庫の施設に使う建材を作り、売るのが事業の柱。巻き上げ式の扉や、施設内の通路の仕組み、可動式の収納の棚などを供給する。これに加え、買収で取り込んだ、スマホで解錠できる電子錠と、それを管理する雲の上の仕組みを手がける。新規の建設に加え、古くなった施設の改修の需要も取り込む。北米に複数の工場を持つ。これらの建材と電子錠の販売で稼ぐ構造になっている。
貸し倉庫の新規の建設は、金利の高止まりで鈍る弱点を抱える。古い施設の改修の需要も、その時々の景気に左右される。建材の主原料である鋼板の価格の急騰や、輸入の関税は採算を圧迫する。電子錠の採用が思うように進まない恐れもある。買収した事業の統合の費用や、貸し倉庫や建材、電子錠のそれぞれの専門の競合との争いも逆風になる。
配当を出さず、現金を借入の返済に優先して充てる経営。創業以来の経営者が率い、貸し倉庫の建材という専門の事業に集中する。新規の建設に加え、古い施設の改修という独自の需要を取り込みつつ、スマホで開ける電子錠の採用を広げ、買収した事業を束ねる方針が特徴になっている。
貸し倉庫の需要と、新規建設と改修、電子錠の採用に依存する。貸し倉庫の運営会社が新しい施設の建設を進めるか、古くなった多くの施設の改修の需要が生まれるか、スマホで開ける電子錠の採用が広がるか、そして鋼板の価格や関税を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $573M(44%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…