Jabil は、他社の電子製品を「設計から製造まで請け負って作る」世界大手の受託製造会社だ。
自社ブランドは持たず、顧客の製品を効率よく作る黒衣に徹する。組み立て業はもともと利益率が薄いが、近年はデータセンターや医療機器、自動車向けといった利益率の高い分野の製造へ事業を移し、付加価値を高めようとしている。JBL を読むときは、受託製造ゆえの薄利という体質と、高付加価値分野への移行がどこまで進むかを軸に見るとよい。


世界中に工場を持ち、幅広い産業の製品を効率よく大量に作れる規模と調達力が強み。汎用品より利益率の高いデータセンターや医療、自動車向けの製造へ事業を移し、付加価値を高められる立ち位置を持つ。
さまざまな企業に代わって、電子機器や製品を設計し、組み立てて納める受託製造が収益の柱。自社ブランドは持たず、顧客の製品を効率よく大量に作ることで稼ぐ。近年は、データセンターや医療機器、自動車向けといった利益率の高い分野の製造へ広げている構造になっている。
景気後退で幅広い製品の需要が冷えると、薄利のため利益が大きく振れる。顧客が製造を内製に戻したり、部品価格や人件費の上昇を価格に転嫁できなかったりすると、ただでさえ薄い利益率が圧迫される。
安定した配当と大規模な自社株買いで株主に還元しつつ、利益率の高い分野へ製造を寄せる経営。薄利の組み立てから、データセンターや医療・自動車向けの高付加価値な製造へ軸足を移し、利益の質を高める方針が特徴。
財務指標は標準的な水準です。レバレッジや流動性の推移に注目しましょう。
前年比。3年の年平均は -3.8%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Jabil は、他社の電子製品を「設計から製造まで請け負って作る」世界大手の受託製造会社だ。
自社ブランドは持たず、顧客の製品を効率よく作る黒衣に徹する。組み立て業はもともと利益率が薄いが、近年はデータセンターや医療機器、自動車向けといった利益率の高い分野の製造へ事業を移し、付加価値を高めようとしている。JBL を読むときは、受託製造ゆえの薄利という体質と、高付加価値分野への移行がどこまで進むかを軸に見るとよい。
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