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John B. Sanfilippo & Son殻むきから加工までを自前で一貫して手がける垂直の統合と、長く親しまれた看板のナッツのブランドが最大の強み。原料から製品までを自社で管理し、コストと品質を握る。自社ブランドと量販店向けの製造の両方を手がける。一族が四世代にわたり経営する。食品の大手とは異なる、ナッツに特化した垂直統合の加工会社の立ち位置にいる。
ピーナッツやピーカン、カシュー、アーモンドといったナッツを加工して売るのが事業の柱。殻むきから加工までを自前で一貫して手がける垂直の統合を持つ。自社の看板ブランドのナッツや、健康志向のバーを売るほか、量販店の自社ブランド向けの製造も大きい。販売は、一般消費者向けに加え、食品メーカー向けの原料の供給や、委託の製造もある。売上は量販店の大手二社に大きく偏る。ナッツと関連商品の販売で稼ぐ構造になっている。
ナッツの相場が天候や作況で急騰すれば、原料の費用が採算を圧迫する弱点を抱える。売上の半分を量販店の大手二社に頼るため、その取引の見直しが業績を直撃する。食品の大手や、量販店の自社ブランドとの競争も激しい。食欲を抑える薬の広がりが、間食の需要に影を落とす恐れもある。一族の世代交代も不確実性になる。
配当を長く続けながら、垂直の統合によるコストの管理と、看板ブランドの育成を重んじる一族経営。農家からの直接の調達でナッツの原料を確保する。量販店の大口への集中に向き合いつつ、関税への対応とブランドの多角化で、ナッツの加工という事業を着実に回す方針が特徴になっている。
ナッツの相場と、大口顧客、原料費に依存する。ナッツの作況と相場が安定して原料を確保できるか、売上の半分を占める量販店の大手二社との取引を保てるか、輸入するカシューやピーカンにかかる関税を抑えられるか、そして一族の経営の継承が円滑に進むかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $659M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $380M(58%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$1M
- 他の流動資産$348M
- 固定資産$309M
- 流動負債$168M
- 長期借入金$44M
- 短期借入金$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.2B
- 売上成長率
- 6.2%
- 粗利率
- 18.0%
- 営業利益率
- 7.6%
- 純利益率
- 5.3%
- ROE
- 16.3%
- ROIC
- 16.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $124M
- フリーCF
- $36M
- 営業CFマージン
- 10.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $47M
- 配当性向
- 75.5%
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