JLL
Jones Lang LaSalle商業不動産の仲介・管理・評価を世界規模で一括して担える総合力が強み。自ら不動産を抱えず手数料で稼ぐ身軽さを持ち、景気で振れる取引仲介を、安定したビル管理の継続収入で補える。グローバルな顧客網と専門人材で、企業の不動産ニーズに応えられる立ち位置にいる。
企業向けにオフィスや商業施設の売買・賃貸を仲介する手数料、ビルの管理・運営を請け負う報酬、不動産の評価や助言のサービス料が収益の柱。自ら不動産を大量に保有するのではなく、取引や管理を手がけてその対価を得る。世界中の商業不動産の取引と管理を担うことで稼ぐ構造になっている。
金利上昇や景気後退で商業不動産の取引が冷えると、仲介手数料が大きく落ち込む。在宅勤務の広がりでオフィス需要が弱まる長期の懸念もある。取引仲介は景気で激しく振れるが、ビル管理の継続収入が下支えする。人件費の上昇も、収益の重しになりうる。
配当より、安定したビル管理事業の拡大と、人材・技術への投資、自社株買いに資金を振り向ける経営。景気で振れる取引仲介を、継続収入のビル管理で和らげる構成を重視し、グローバルな顧客網を生かして稼ぐ力を保つ方針が特徴になっている。
商業不動産の取引の活発さと、ビル管理の需要に依存する。オフィスや商業施設の売買・賃貸が活発か、金利環境で不動産取引が動くか、ビル管理という安定収入を積み上げられるか、そして企業の不動産需要が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $17.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7.5B(42%)。
自己資本と借入のバランスは同業の平均より良い
- 現金・現金同等物$599M
- 他の流動資産$7.6B
- 固定資産$9.6B
- 流動負債$7.4B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $26.1B
- 売上成長率
- 11.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 4.2%
- 純利益率
- 3.0%
- ROE
- 10.6%
- ROIC
- 10.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.2B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 4.6%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
JLL の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…
