Johnson & Johnsonは、2023年にTylenolやBand-Aidといった消費者向けブランドをKenvueとして切り出した時点で、性格が変わった。今は「薬」と「医療機器」の二本柱の会社。
薬の側はDARZALEX(多発性骨髄腫)を筆頭にがん・免疫・神経領域に強く、機器の側はAbiomed・Shockwaveを取り込んだ心臓血管領域とACUVUEのアイケアが柱。次の段階として整形外科事業の分離も予告されており、さらに事業を絞り込んでいく途中の会社として読むのが自然。

製薬と医療機器という別性格の事業を1社で抱え、片方の製品サイクルが鈍っても他方で吸収できる構造が他の純粋製薬・純粋デバイスメーカーにない強み。2025年10月に発表した整形外科事業の分離で、さらにポートフォリオを絞り込もうとしている。
売上の中心はがん・免疫・神経領域の医薬品事業。多発性骨髄腫薬DARZALEXだけで売上の約15%、乾癬薬STELARA・TREMFYAが続く。残りの軸は医療機器(心臓電気生理、整形外科、外科ロボット、ACUVUEコンタクト等)。
STELARAの後発品が世界各国で立ち上がり、売上の段差が顕在化する局面が直近の試練。長く続くベビーパウダー(タルク)訴訟の累積引当金や、IRAによる薬価引き下げの影響範囲も読みにくいリスク。
Joaquin Duato CEOの下、配当を毎年積み上げる安定経営。事業の取捨選択(Kenvueスピンオフ、整形外科分離計画)と、買収(Abiomed、Shockwave等)でMedTechを補強する、攻守両面のキャピタルアロケーションを取る。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 6.2%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Johnson & Johnsonは、2023年にTylenolやBand-Aidといった消費者向けブランドをKenvueとして切り出した時点で、性格が変わった。今は「薬」と「医療機器」の二本柱の会社。
薬の側はDARZALEX(多発性骨髄腫)を筆頭にがん・免疫・神経領域に強く、機器の側はAbiomed・Shockwaveを取り込んだ心臓血管領域とACUVUEのアイケアが柱。次の段階として整形外科事業の分離も予告されており、さらに事業を絞り込んでいく途中の会社として読むのが自然。
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