
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
釣り、キャンプと水遊び、ダイビングという三つの分野の有名ブランドを束ねる点が最大の特徴。各分野で名の通ったブランドを持ち、用品を幅広くそろえる。創業家が支配し、長い歴史を持つ。複数の地域に開発の拠点を構える。一つの分野に絞る競合とは異なる、三つの野外の遊びの分野のブランドを束ね、創業家が支配する小型のメーカーの立ち位置にいる。
野外の遊びの用品を、三つの分野の有名ブランドで作って売るのが事業の柱。一つは釣りの分野で、ボートを静かに進める電動の推進機や、水中の魚を探す装置を扱う。もう一つはキャンプと水遊びの分野で、軽量の調理用の道具や、カヌーやカヤックを扱う。三つ目はダイビングの分野で、呼吸の器具や潜水の用品を扱う。釣り具の量販店や潜水の専門店を通じて売る。これらの用品の販売で稼ぐ構造になっている。
各分野で、強力な競合がひしめく弱点を抱える。とりわけ釣りの魚を探す装置では、巨大な競合と直接ぶつかる。カヌーやカヤック、調理用の道具、潜水の用品でも、それぞれ専業の競合がいる。関税による費用の増加や、買い控えのしやすい余暇の消費の冷え込みも逆風になる。創業家が支配する統治への懸念もある。季節の波で業績がぶれる面もある。
配当を維持しながら、三つの分野の有名ブランドを束ねる経営。創業家が会長と経営者を兼ねて支配する。各ブランドの用品の開発を強化しつつ、関税への対応を進める。創業家による長期の支配と、三つの分野のブランドを束ねる構えを軸に、独立を保って配当を続ける、小型の野外の遊びの用品の会社の運営になっている。
野外の遊びの支出と、量販の販路、季節に依存する。米国や欧州、日本の野外の遊びへの消費が保たれるか、釣りやキャンプ、カヌー、ダイビングを楽しむ人の割合が伸びるか、釣り具の大型の量販店といった販路を保てるか、そして春から夏に偏る季節の波や、関税とアジアでの製造の費用をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $604M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $418M(69%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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