Kadant は、紙の再生処理や木材の加工に使う機械を買い集めてきた専業だ。
最大の強みは、古紙の再生という循環の流れに機械と部品の両面で食い込み、収入の半分近くを反復型にした事業の質にある。小さな分野の首位機械を集める買収の規律は、四半世紀の増配が証明する。一方で紙と木材の業界の設備投資が止まると新機の受注が細り、印刷用紙の構造的な衰退は市場の一部を削り続ける。買収頼みの成長は対象の枯渇と高値づかみの危険を抱え、関税と鋼材の高騰も利幅を圧迫する。KAI を読むときは、部品収入の比率と新機の受注、買収の積み上げを軸に見るとよい。
