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強み

大企業の止められない基幹システムを世界最大の規模で預かり、止めずに動かし続ける実績が最大の強み。古い大型計算機から最新のクラウドまでを一手に扱える幅広さは、参入者が容易に積めない。旧親会社から受け継いだ長年の信頼で、世界の大企業に深く食い込む立場にいる。

成長ドライバー

世界中の大企業や政府機関と契約し、止められない基幹システムや社内の情報基盤を、預かって運用し続ける役務の対価が収益の柱。古くからの大型計算機から、複数の外部クラウドの管理まで幅広く面倒を見る。数年単位の長期契約が中心で、更新を重ねて安定して稼ぐ。利益の薄い契約を入れ替え、採算を立て直しながら稼ぐ構造になっている。

リスク

企業がシステムの予算を絞れば、まず外部委託が削られる。引き継いだ採算の悪い契約の立て直しが進まなければ、薄い利益率が改善しない。大企業が基幹システムを外部クラウドへ移し終えると、運用の仕事が減る。費用の安い海外勢との価格競争も、利益率を押し下げ続ける。

経営の癖

配当を出さず、現金を採算の悪い契約の入れ替えと借入の返済に充てる経営。利益率の改善を最優先に、付加価値の高い助言の仕事を増やす。複数の外部クラウドや人工知能の導入支援で、運用の仕事に厚みを加える方針が特徴になっている。

読みの軸

企業の外部委託の需要と、薄い利益率の改善、人材の確保に依存する。大企業が基幹システムの運用を外に任せ続けるか、引き継いだ採算の悪い契約を利益の出る形に組み替えられるか、技能ある人材を抱え続けられるか、そして旧親会社や海外勢との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $12.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(9%)。

財務状態スコア
C要注意

借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要

資産 (合計)
$12.6B前期比 +20.1%
658位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$2.6B
  • 他の流動資産$2.9B
  • 固定資産$7B
負債 (合計)
$11.4B前期比 +23.2%
522位 / 4,239社
  • 流動負債$6.3B
  • 長期借入金$3.9B
  • 短期借入金$1.8B
純資産
$1.2B前期比 −3.6%
1,317位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2022
19%
2023
12%
2024
10%
2025
12%
2026
9%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。

収益性 (TTM)

売上高
$15.1B
301位 / 3,391社 上位10%
売上成長率
0.2%
粗利率
—
営業利益率
—
純利益率
—
ROE
—
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$948M
598位 / 4,104社
フリーCF
$340M
747位 / 3,300社
営業CFマージン
6.3%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Kyndryl Holdings の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。