Korn Ferry は、経営幹部の人材紹介で世界最大手となり、報酬設計や組織改革の助言まで広げた会社だ。
最大の強みは、幹部紹介の世界最大手という看板と、報酬や能力の膨大な独自データにある。誰がいくらで何ができるかというデータは助言の説得力の源泉になり、紹介から組織づくりまで一気通貫の品揃えは単機能の競合にない。一方で景気後退で企業が採用を凍結すると成功報酬の祖業が真っ先に細り、コンサル契約も予算削減の対象になりやすい。人工知能による候補者探しの自動化は、仲介の存在意義を長期で問う。KFY を読むときは、幹部採用の市況とコンサルの受注、人材の定着を軸に見るとよい。
