KGS
Kodiak Gas Services原油・ガスの価格に直接連動せず、生産量に紐づく圧縮という工程を押さえている点が強み。ガス田は生産が続く限り圧縮が必要で、長期契約の賃料が安定して入る。大型・高馬力の設備に特化し、生産性の高いパーミアン地域に集中する。資源価格の波を一段やわらげた、エネルギーの受託事業者の立ち位置にいる。
天然ガスをパイプラインへ送り出すために圧力をかける、大型の圧縮設備(コンプレッサー)を保有し、石油・ガスの生産会社に長期契約で貸し出す賃料が収益の柱。設備の設置から運転、保守までを請け負う。ガス田が生産を続ける限り圧縮は欠かせないため、稼働が安定する。圧縮設備のリースとサービスで稼ぐ構造になっている。
天然ガスの価格が長く低迷し、生産会社が掘削や生産を大きく絞ると、圧縮の需要が冷えて稼働率と料金が下がる。大型設備を多数保有するため借入が重く、金利の上昇は調達コストを押し上げる。脱炭素によるガス需要の長期減少や、競合との料金競争も、収益の重しになりうる。
配当を重視しつつ、圧縮設備の稼働率の維持と、長期契約の確保、借入の管理に力を入れる経営。ガスの生産量に紐づく安定した賃料を土台に、大型設備と有力地域への集中で効率を高め、設備投資と財務のバランスを取りながら、配当として還元する方針が特徴になっている。
天然ガスの生産量と、圧縮設備の稼働率、長期契約の料金に依存する。米国のガス生産が活発で圧縮の需要が強いか、設備を高い稼働率で貸せるか、契約の料金を保てるか、そして設備への投資と借入を管理できるかが、業績を左右する大きな前提になる。ガスの生産が続く限り需要が立つ性質を持つ。
バランスシート (要約)
資産 $4.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(28%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$320M
- 固定資産$4B
- 流動負債$386M
- 長期借入金$2.6B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.3B
- 売上成長率
- 12.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 26.0%
- 純利益率
- 6.2%
- ROE
- 6.7%
- ROIC
- 7.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $600M
- フリーCF
- $284M
- 営業CFマージン
- 45.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $160M
- 配当性向
- 198.2%
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