
KNF
Knife River重くて運べない資材の性質ゆえに、採掘場を持つ地域では新規参入がほぼ不可能という立地の独占が最大の強み。採掘から舗装までの垂直統合は、資材の値上げと工事の受注を両取りできる。古い道路の補修という何十年も続く需要を畑に持つ、地味な地域最大手の立ち位置にいる。
砂利や砕石の採掘販売と、それを原料とする生コンクリートとアスファルト合材の製造、道路の舗装工事までの一貫体制が収益の柱。資材は重くて運賃がかさむため、採掘場を押さえた地域では事実上の独占になる。需要の中心は州の道路予算と連邦のインフラ投資で、公共工事の季節に収益が集中する構造になっている。
州の財政悪化や政権交代でインフラ予算が削られると、需要の土台が揺らぐ。天候不順は工事期間を直接削る。住宅と民間の建設が冷えると、公共で補えない分の数量が落ちる。買収頼みの拡大は高値づかみの危険を抱え、燃料と人件費の上昇は舗装の利幅を圧迫する。
配当を出さず、資金を採掘場と同業の買収、設備の更新に振り向ける経営。値上げと採算重視の受注選別で利益率の引き上げを最優先する。親会社からの独立を機に、買収による地域の拡大を加速する方針が特徴になっている。
公共の道路予算と、資材価格の引き上げ、採掘場の確保に依存する。連邦と州のインフラ投資が舗装と補修の発注を支えるか、骨材の値上げが浸透し続けるか、買収で採掘場の寿命と地域を広げられるか、そして天候が工事の季節を奪わないかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(45%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$74M
- 他の流動資産$887M
- 固定資産$2.7B
- 流動負債$378M
- 長期借入金$1.2B
- 短期借入金$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.1B
- 売上成長率
- 8.5%
- 粗利率
- 18.4%
- 営業利益率
- 9.1%
- 純利益率
- 5.0%
- ROE
- 9.6%
- ROIC
- 8.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $278M
- フリーCF
- −$70M
- 営業CFマージン
- 8.9%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
KNF の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…