
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
病気のたんぱく質を分解させるという新しい手法を、飲み薬にしやすい形で開発する技術を持ち、この有望な分野で先行する点が強み。従来は狙えなかったたんぱく質も標的にでき、大手製薬が提携を求める。独自の手法から多くの薬の候補を生み出せ、提携で開発リスクと費用を分担する、専門特化のバイオの立ち位置にいる。
病気の原因となるたんぱく質を、体に元々ある分解の仕組みを利用して壊させる、新しいタイプの薬を開発する。炎症の病気やがんなどを対象にする。収益は、大手製薬と組んで開発を進める際の契約金や成功報酬、将来の販売に応じた収入が中心で、まだ本格的な販売収益は出ていない。独自の手法を軸に、提携と開発で稼ぐ構造になっている。
開発中の薬が臨床試験で失敗すると、企業の価値が大きく揺らぐ。研究開発に多額を投じる段階のため、利益が安定するまでは赤字が続く。提携が解消されると収入と開発資金が細る。新しい手法に絡む安全性の懸念や、競合の同様の技術との競争、増資による株式の価値の希薄化も、リスクになりうる。試験結果に業績が左右される。
配当を出さず、提携金と資金を、開発中の薬への投資と次の候補の創出に振り向ける成長志向の経営。たんぱく質を分解させる新しい手法を軸に、大手との提携で開発リスクと費用を分担しながら、有望な薬を承認まで導いて将来の柱に育てようとする方針が特徴になっている。
開発中の薬の臨床試験の成否と、大手製薬との提携に依存する。開発中の薬が試験で効果と安全性を示し承認に近づくか、大手との提携を維持・拡大して契約金や成功報酬を得られるか、独自の手法で次々と薬の候補を生み出せるか、そして開発資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(91%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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