LB
LandBridge設備も在庫も持たない地主のため、利益率が極端に高く、油田開発の恩恵を投資リスクなしで受け取れる点が最大の強み。油田の排水は処理場所が限られ、土地を握る者が値決めの力を持つ。電力と水と土地が揃う立地はデータセンター時代の希少資産で、古い地主業に新しい借り手が並ぶ立ち位置にいる。
テキサス州西部の油田地帯に持つ広大な土地から得る使用料が収益の柱。石油会社が掘削や設備設置で土地を使う対価、油田から出る排水の処理や水の供給にかかる料金、地下資源の権益料を受け取る。最近はデータセンターや太陽光発電の用地貸しも加わる。自らは掘らず投資もせず、土地の上の経済活動すべてから薄く広く徴収する構造になっている。
油価の急落で掘削が止まると、土地の使用料も水の取扱量も連鎖して細る。収益はテキサス州西部の一地域に丸ごと依存し、分散が効かない。期待先行のデータセンター誘致が実現しなければ、高い株価の前提が崩れる。親会社の投資ファンドによる支配は、少数株主との利益相反の火種を残す。
小さな配当を出しつつ、資金の大半を油田地帯の土地の買い増しに振り向ける拡大志向の経営。投資ファンドの傘下で、水関連の系列会社と一体で土地の収益化を進める。掘らない・作らない・貸すだけの身軽さを保つ方針が特徴になっている。
油田地帯の開発活動と、水関連の取扱量、土地の新しい使い道に依存する。油価が掘削活動を支える水準を保つか、油田の排水処理という伸びる商売が拡大を続けるか、データセンター誘致など電力系の大型契約が実現するか、そして追加の土地買収を高値づかみせずに済むかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $340M(25%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$31M
- 他の流動資産$29M
- 固定資産$1.3B
- 流動負債$12M
- 長期借入金$560M
- 短期借入金$692K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $199M
- 売上成長率
- 81.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 59.5%
- 純利益率
- 15.1%
- ROE
- 8.9%
- ROIC
- 10.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $126M
- フリーCF
- $122M
- 営業CFマージン
- 63.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $64M
- 配当性向
- 211.5%
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