景気敏感な事業で、配当も出す会社
溶接という、ものづくりに欠かせない分野で世界トップ級のブランドと技術を持つ点が強み。機械を納めると消耗材が繰り返し売れる安定収益を持ち、現場の職人に信頼されると切り替えにくい。自動化・ロボット溶接という成長分野も取り込め、幅広い産業に供給できる立ち位置にいる。
金属を溶かして接合する溶接の機械と、溶接時に使うワイヤーや溶接棒といった消耗材の販売が収益の柱。これに、切断や自動化の装置が加わる。機械を売った後も、溶接のたびに消耗材が繰り返し使われるため、装置と消耗品の両面から安定して稼ぐ構造になっている。
景気後退で製造業や建設が冷えると、溶接の需要が鈍り機械・消耗材ともに落ちる。鋼材やエネルギー費の上昇を価格に転嫁しきれないと、利益率が圧迫される。特定産業の不振や、安価な競合との競争も、収益の重しになりうる。
安定した配当を長年増やしつつ、自動化・ロボット溶接への投資と、買収による事業拡大に力を入れる経営。機械から消耗材へつなぐ繰り返し需要を土台に、自動化という成長分野を取り込み、鋼材価格の波を価格転嫁で吸収して稼ぐ力を高める方針が特徴。
製造業や建設、インフラの溶接需要に依存する。工場の生産や建設・インフラ投資が活発か、消耗材の継続需要を積み上げられるか、自動化・ロボット溶接の流れを取り込めるか、そして鋼材の価格を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(39%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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