
LEE
Lee Enterprisesセントルイス、オマハ、バッファローといった、全国紙が本腰を入れない規模の街を選んで束ねている。同じ町のことを毎日書く媒体は他になく、代わりが利きにくい。
稼ぎは読者が払う購読料と、二万を超える地元の広告主が出す広告費に分かれる。近ごろは紙よりデジタル版の定期購読を増やし、Amplifiedと名づけた広告支援のサービスも売っている。
紙の購読と広告は毎年目減りしており、移行が間に合わなければ収入全体が縮む。地元の話題は無料のまとめサイトや個人の発信にも流れやすい。
手元の資金はデジタル購読者の獲得と借入の圧縮に振り向け、紙の設備には最小限しかかけない。約2,500人の人員のうち、採用の重心はデジタル側に置いている。
部数が落ちる速さより、デジタル購読が増える速さが上回るかどうかが分かれ目になる。紙を刷り続ける限り、新聞用紙の値段と配達の重さも採算を押し下げる。
この会社をどう読むか
Lee Enterprisesが売っているのは、全国のニュースではなく町の中の出来事だ。25の州にまたがる72の中規模都市で地元紙を出しており、セントルイス・ポスト・ディスパッチやバッファロー・ニュースがその代表になる。
紙の部数が細るのは避けられず、生死を分けるのはデジタル購読が63万人からどこまで伸びるかになる。全国紙が採算に合わないと見た街を押さえている分、読者を横取りされにくい点が支えだ。
バランスシート (要約)
資産 $602M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$10M
- 他の流動資産$79M
- 固定資産$512M
- 流動負債$113M
- 長期借入金$455M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $562M
- 売上成長率
- −8.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −0.8%
- 純利益率
- −6.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- −1.0%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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