Centrus Energy は、米国で唯一、次世代燃料の濃縮ウランを生産した会社だ。
最大の強みは、米国で唯一の高純度低濃縮ウランの生産実績と、安全保障の文脈で守られる立場にある。濃縮は技術と規制の壁が極めて高く新規参入はほぼ不可能で、原子力回帰と国産化という二つの国策の交点に立つ。一方で政府の予算と政策が前提の事業で、方針の転換は計画を宙に浮かせる。次世代炉の遅れは燃料需要の前提を崩し、増設の資金は重く増資の希薄化も伴いうる。LEU を読むときは、政府契約の積み上げと増設の進行、次世代炉の動きを軸に見るとよい。

