Ligand Pharmaceuticals は、自社で薬を売らず、他社の薬の売上から権利収入を受け取るバイオ投資会社だ。
最大の強みは、薬の開発リスクを負わず、成功した薬の売上だけを薄く広く受け取る座組みにある。何十もの薬に分散した権利の束は一社の製薬会社より浮き沈みが小さく、小さな本社で大手より速く動ける。一方で収入源の薬が特許切れや競合の登場で売上を落とすと権利収入が直接削られ、開発中の薬への投資は失敗すれば丸ごと損失になる。権利の買い取りは専業ファンドとの奪い合いで、値段が吊り上がると利回りが痩せる。LGND を読むときは、主要な権利収入の薬の売れ行きと、新しい権利の仕込みを軸に見るとよい。
